0049 かぼちゃといんげんのそぼろ煮/キャベツとコンビーフの炒め物/白ネギとおかひじきのみそ汁

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バランスメニュー!365   Vol.0049 2007/7/23 0145部発行
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こんにちは、うえの です。
バランスメニュー! 365 をお読みいただいて、ありがとうございます。
毎日のお夕飯のメニューを、栄養バランスを考えながら発信していきます。
今日のお夕飯の献立の参考に、栄養管理の目安に、お役立てください。

■このメルマガは■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

こんなことを、考えて発行することにしました。

わたしは、毎日仕事をしています。
デスクワークですが、9時から5時半(実際は7時になることが多い)まで働いて、
買い物をしながら、帰宅すると、すぐ食事の支度。

ごくふつうの、働く主婦です。
仕事中は、他のことを考えている余裕はないので、仕事が終わってから、
移動中やスーパーで今夜のメニューを考えることに。

みんな、そうしているんですよね。
ただ、残業などで時間がおくれて焦ると、思いつかなかったり、同じようなメニューが
続いてしまったり、必要な物を買い忘れたり、要らない物を買いすぎたり。

けっこう失敗が多かったので、ふと思いついて
ある日曜日に、一週間分のメニューを先回りして作ってみました。

すると、すっごくラクなことに気が付きました。
ここに、栄養バランスも考えて組み込まれていたら、
あしたの自分のために親切だなぁ。

誰か、同じように考えている人がいたら、その人の役にも立てるかもしれない。
よし! どうせなら、メルマガにしちゃえ!

こんな、わたしの思いつきが、もしも あなたの
お役に立てたら嬉しいです♪

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━━━今日お伝えする内容━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★1★ 朝食とお昼ごはん(この部分は、毎回、変わりません)

★2★ 今日のお夕食

    編集後記

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★1★ 朝食とお昼ごはん(この部分は、変わりません)━━━━━━━━━━━━━★

  朝食は、時間がないこともあって、いつもコレです。

食パン(6枚切)1枚 プラス バター 5gくらい スライスチーズ1枚
ポタージュ 又は コーンクリームなどのインスタントスープ
牛乳 コップ1杯(180ミリリットル)
バナナ1/2本


  お昼ごはんは、炭水化物中心の食事  例えば………
チャーハン…ごはん200gくらい、緑黄色野菜と淡色野菜をとりまぜて130gくらい
卵1コ、ショルダーベーコン2枚 40gくらい

これを、食品交換表で見ると

【朝食】
パン → 表1(炭水化物):2(単位)以下略
バター → 表5(油脂食品):0.5
スライスチーズ → 表3(たんぱく質):0.9
ポタージュスープ → 表1:0.67 & 表5:0.28
牛乳  → 表4(牛乳・乳製品):1.5
バナナ → 表2(果物):0.5

【お昼ごはん】
ごはん200g → 表1:4
野菜130g → 表6(野菜):0.43
卵1コ  → 表3:1
ショルダーベーコン40g  → 表3:1
オリーブオイル4g  → 表5:0.4
となります。


一日の目標の食事量*が 1,600キロカロリー なら 
表1(炭水化物):11
表2p?(果物):1
表3(たんぱく質):4
表4(牛乳・乳製品):1.5
表5(油脂食品):1
表6(野菜):1
調味料その他:0.5 ← ココは、このメニューでは無視しています。
すぐオーバーしてしまうので、利用は少なめに、とだけ気をつけて(^^)

(*厚生労働省の食事バランスガイドの指針の、適量チェックと、
食品交換表の双方を参照しています。性別、年齢、運動量によって、違ってきます。
こちらを参照してください。 http://80x.jp/01mesure000.html
また、糖尿病などの病人の場合はお医者様の指示に従ってください。)

一日の食事で、あと食べないといけない(食べられる?)のは、何と何で、
量はどれくらいかというと

嗜好食品:2.33 例えば → ビール中瓶1本 又は、アップルパイ60g程度の一切れ

表1(炭水化物):2  例えば → ごはんが、お茶碗軽く一杯
表2(果物):0.5 例えば → 中くらいのおみかんが1コ
表3(たんぱく質):1.1 例えば → 食べられる部分が40gのアジの乾物1枚
表4(牛乳・乳製品):0
表5(油脂食品):0.33 例えば → きんぴらの炒め油 小さじ2/3
表6(野菜):0.57 例えば → ほうれん草のおひたしが一鉢 でほうれん草が100g
   きんぴらが一鉢 ごぼうとにんじんをそれぞれ35gずつ。
   こんにゃくは好きなだけ。
こんな具合になります。


(嗜好食品を200kcal程度として、その分を炭水化物から割愛しています。
生クリームなど脂質の多いお菓子の場合は、表5の油脂食品を翌日にでもいいので、
少し控えるなどして、バランスをとってください)

この、【例えば → ……………】の部分を、毎日のメニューにして、お届けします。

分量は、特に記載がない場合には、全て一人前です。
1,600キロカロリーが、少ない場合には、
表1(炭水化物)、表3(たんぱく質)、表5(油脂食品)でそれぞれ1単位ずつ増やして
1,840キロカロリーでバランスをとります。

基本的に、食品交換表をベースにして、計算していますが、
2004年の厚生労働省の食事バランスガイドから見ると、どうなのか?
という点も、加味していこうと思っています。

前置きが、すっかり長くなりました。
では、今晩のメニューを、ご覧ください。
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★2★ 今日のお夕食 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
  かぼちゃとひき肉といんげんのそぼろ煮
  キャベツとコンビーフの炒め物
  白ネギとおかひじきのみそ汁
  グレープフルーツ 1/2コ (デザート)
  
【材料】かぼちゃとひき肉といんげんのそぼろ煮 かぼちゃ90g、さやいんげん30g、
   牛挽き肉20g(40g)、酒、しょうゆ
  キャベツとコンビーフの炒め物 キャベツ・玉ねぎ・にんじんの合計で120g、
   コンビーフ20g(40g)
  みそ汁 白ネギとおかひじきの合計で20g
  ごはん
  グレープフルーツ 1/2コ 


表1(炭水化物):2.4(3) → ごはん70g(100g)で1.4(2)
     +かぼちゃとひき肉といんげんのそぼろ煮のかぼちゃ90gで1
表2(果物):0.5 → グレープフルーツ 1/2コ
表3(たんぱく質):1(2) → そぼろ煮の牛挽き肉20g(40g)で 0.5(1)
     +キャベツとコンビーフの炒め物のコンビーフ20g(40g)で 0.5(1)
表4 0
表5(油脂食品):0.33(0.7)→ キャベツの炒め物のコンビーフから出る油?
表6(野菜):0.56 → かぼちゃのそぼろ煮のさやいんげん30gで 0.1
     キャベツとコンビーフの炒め物のキャベツ・玉ねぎ・にんじんの合計
      120gで 0.4
     みそ汁の白ネギとおかひじきの合計20gで 0.06


1.かぼちゃは、洗って種をスプーンでくり抜いて捨て、一口大に切っておきます。
  (硬いときは、ラップして100gあたり1分の計算で電子レンジにかけると、切りやすく
  なります)さやいんげんは、筋を取り、頭の硬いところだけ切り捨てて、長いまま使います。

2.鍋に出汁を取り、かぼちゃとさやいんげん、牛ひき肉を入れて煮立て、酒としょうゆを入れて
  15分ほどで煮あげます。(仕上げに水どきカタクリ粉をまわしかけて、とろみをつけてもOK)

3.キャベツは洗ってザク切りに、ニンジンは短冊に、玉ねぎは櫛形に切っておきます。
  コンビーフは、5mm厚くらいに切って、手でざっとほぐしておいてください。

4. フライパンをあたためて3.のコンビーフを炒め、油が出るので野菜を加えて炒め上げます。
  味付けは、コンビーフに塩味があるので、薄目に、顆粒のコンソメを使います。
  
6. 出汁を取り、斜め切りにした白ネギを入れ、火が通ったところで、おかひじきを入れて火を止め、
  味噌を溶いて、みそ汁を作ります。

  ※ コンビーフとキャベツの炒め物は、なんとなく夏の食べ物のイメージがあります。
    小学校の林間学校のキャンプで作ったからでしょうか?

  ※ カボチャ自身に甘みがあるので、みりんもお砂糖もぬきでもおいしいです。

  ※ バランス栄養ガイドから、今日一日の食事を分析?してみました。
    詳細はこちら → http://80x.jp/02diet010.html#049

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■ 編集後記 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

きょうのお夕飯はいかがでしたか?

デスックトップのカレンダー「月読君」を見ると、7月23日は大暑。
「一年中で最も暑い、酷暑の季節」となっています。
いよいよ、夏、本番ですね。

わたしが関西に移り住んできたのは、今から30年ほど前でしたが、
その頃の大阪にはまだ、ミンミンゼミやヒグラシが居ました。
近所の河原の木々からの、ミ〜ンミンミンミンというセミの声で、
梅雨が明けたのを知ったモノです。

今は、谷町というお寺の多い街に居るので、大きな木はそこここにあるのですが
聞こえるのはクマゼミの声ばかりです。
どうやらミンミンゼミは駆逐されてしまったと思われます。

夏の暑さは、この30年間で随分変わった気がします。

横浜に暮らしていた子供時代、夏には頻繁に夕立があり、一天にわかにかき曇り
雷とともに大粒の、ちょっとあたたかい雨がパラッ、パラッ・・・バラバラバラバラ・・・
ザァーーーッと降って、しばらくするとピタッと止み、涼しい風が吹く・・・
というのが定番だったのですが、ここ何年もこんな経験はしていません。

風土の違いだとばかりも、言えないと思うのですが、たまたま夕立があっても、
ムシ暑さが残ったままだったり、そもそも夕立も、めったになかったり。
大阪は、じわりじわりと年々、気温の底上げが続いているように思います。

冬は昔ほど寒くはないし、夏は昔よりずっと暑い、耐え難く暑いと感じます。

あなたのお住まいの地域では、どうでしょうか?

夏の土用のこの時期、とにもかくにも、生き抜いて秋を迎える事を最重要課題に
(大げさなようですが)無理なときには、グダグダな自分もアリでいこうと決心しています。

そんな時には、栄養的にちゃんと管理された健康弁当は、頼れる味方です。
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最後までお読みいただいてありがとうございます。
きょうのお夕飯が、あなたやご家族のしあわせな笑顔のもとになりますように。

 バランスメニュー! 365

発行責任者 : 上野壽美子
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