0038 タケノコごはん/ホッケの開き/サヤインゲンの白あえ/大根とベーコンの炒め物/オクラとやまぶし茸のみそ汁

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バランスメニュー!365   Vol.0038 2007/5/16 070部発行
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こんにちは、うえの です。
バランスメニュー! 365 をお読みいただいて、ありがとうございます。
毎日のお夕飯のメニューを、栄養バランスを考えながら発信していきます。
今日のお夕飯の献立の参考に、栄養管理の目安に、お役立てください。

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こんなことを、考えて発行することにしました。

わたしは、毎日仕事をしています。
デスクワークですが、9時から5時半(実際は7時になることが多い)まで働いて、
買い物をしながら、帰宅すると、すぐ食事の支度。

ごくふつうの、働く主婦です。
仕事中は、他のことを考えている余裕はないので、仕事が終わってから、
移動中やスーパーで今夜のメニューを考えることに。

みんな、そうしているんですよね。
ただ、残業などで時間がおくれて焦ると、思いつかなかったり、同じようなメニューが
続いてしまったり、必要な物を買い忘れたり、要らない物を買いすぎたり。

けっこう失敗が多かったので、ふと思いついて
ある日曜日に、一週間分のメニューを先回りして作ってみました。

すると、すっごくラクなことに気が付きました。
ここに、栄養バランスも考えて組み込まれていたら、
あしたの自分のために親切だなぁ。

誰か、同じように考えている人がいたら、その人の役にも立てるかもしれない。
よし! どうせなら、メルマガにしちゃえ!

こんな、わたしの思いつきが、もしも あなたの
お役に立てたら嬉しいです♪

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━━━今日お伝えする内容━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★1★ 朝食とお昼ごはん(この部分は、毎回、変わりません)

★2★ 今日のお夕食

    編集後記

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★1★ 朝食とお昼ごはん(この部分は、変わりません)━━━━━━━━━━━━━★

  朝食は、時間がないこともあって、いつもコレです。

食パン(6枚切)1枚 プラス バター 5gくらい スライスチーズ1枚
ポタージュ 又は コーンクリームなどのインスタントスープ
牛乳 コップ1杯(180ミリリットル)
バナナ1/2本


  お昼ごはんは、炭水化物中心の食事  例えば………
チャーハン…ごはん200gくらい、緑黄色野菜と淡色野菜をとりまぜて130gくらい
卵1コ、ショルダーベーコン2枚 40gくらい

これを、食品交換表で見ると

【朝食】
パン → 表1(炭水化物):2(単位)以下略
バター → 表5(油脂食品):0.5
スライスチーズ → 表3(たんぱく質):0.9
ポタージュスープ → 表1:0.67 & 表5:0.28
牛乳  → 表4(牛乳・乳製品):1.5
バナナ → 表2(果物):0.5

【お昼ごはん】
ごはん200g → 表1:4
野菜130g → 表6(野菜):0.43
卵1コ  → 表3:1
ショルダーベーコン40g  → 表3:1
オリーブオイル4g  → 表5:0.4
となります。


一日の目標の食事量*が 1,600キロカロリー なら 
表1(炭水化物):11
表2(果物):1
表3(たんぱく質):4
表4(牛乳・乳製品):1.5
表5(油脂食品):1
表6(野菜):1
調味料その他:0.5 ← ココは、このメニューでは無視しています。
すぐオーバーしてしまうので、利用は少なめに、とだけ気をつけて(^^)

(*厚生労働省の食事バランスガイドの指針の、適量チェックと、
食品交換表の双方を参照し3詭ています。性別、年齢、運動量によって、違ってきます。
こちらを参照してください。 http://80x.jp/01mesure000.html
また、糖尿病などの病人の場合はお医者様の指示に従ってください。)

一日の食事で、あと食べないといけない(食べられる?)のは、何と何で、
量はどれくらいかというと

嗜好食品:2.33 例えば → ビール中瓶1本 又は、アップルパイ60g程度の一切れ

表1(炭水化物):2  例えば → ごはんが、お茶碗軽く一杯
表2(果物):0.5 例えば → 中くらいのおみかんが1コ
表3(たんぱく質):1.1 例えば → 食べられる部分が40gのアジの乾物1枚
表4(牛乳・乳製品):0
表5(油脂食品):0.33 例えば → きんぴらの炒め油 小さじ2/3
表6(野菜):0.57 例えば → ほうれん草のおひたしが一鉢 でほうれん草が100g
   きんぴらが一鉢 ごぼうとにんじんをそれぞれ35gずつ。
   こんにゃくは好きなだけ。
こんな具合になります。


(嗜好食品を200kcal程度として、その分を炭水化物から割愛しています。
生クリームなど脂質の多いお菓子の場合は、表5の油脂食品を翌日にでもいいので、
少し控えるなどして、バランスをとってください)

この、【例えば → ……………】の部分を、毎日のメニューにして、お届けします。

分量は、特に記載がない場合には、全て一人前です。
1,600キロカロリーが、少ない場合には、
表1(炭水化物)、表3(たんぱく質)、表5(油脂食品)でそれぞれ1単位ずつ増やして
1,840キロカロリーでバランスをとります。

基本的に、食品交換表をベースにして、計算していますが、
2004年の厚生労働省の食事バランスガイドから見ると、どうなのか?
という点も、加味していこうと思っています。

前置きが、すっかり長くなりました。
では、今晩のメニューを、ご覧ください。
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★2★ 今日のお夕食 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★
   タケノコごはん
  ホッケの開き
  サヤインゲンの白あえ
  大根とベーコンの炒め物
  みそ汁 オクラとやまぶし茸
  ゴールデンキウイ 1コ (デザート)
  
【材料】タケノコごはん3合分 米3合、タケノコ200g、油揚げ40g、しょうゆ、酒、塩
  ホッケの開き 開きホッケ40g(80g)
  サヤインゲンの白あえ サヤインゲン100g 白あえの素1人前
  大根とベーコンの炒め物 大根50g、ベーコン20g、塩、コショウ
  みそ汁 オクラ30g、やまぶし茸7g
  ゴールデンキウイ 1コ

表1(炭水化物):2(3) → ごはん100g(150g)で2(3)
表2(果物):0.5 → ゴールデンキウイ 1コ
表3(たんぱく質):1.12(1.88) →タケノコごはん1(1.5)杯分の油揚げ 4(6)gで 0.2(0.3)
     +開きホッケ40g(80g)で 0.67(1.33)
     +サヤインゲンの白あえの白あえの素1人前で 0.25
表4 0
表5(油脂食品):1→ 大根とベーコンの炒め物のベーコン20gで 1
表6(野菜):0.58(0.61) → タケノコごはん1(1.5)杯分のタケノコ20.8(31.2)gで
      0.07(0.1)
     サヤインゲンの白あえのサヤインゲン100gで 0.33
     大根とベーコンの炒め物の大根50gで 0.17
     みそ汁のオクラ30gで 0.01


1.お米3合をとぎ、いつも通りの水加減をして、そこから計量カップ1/3、60ccの水を減らします。
  しょうゆと酒を各大さじ2、塩を小さじ1/2を併せて、減らした水の代わりに入れます。

2.たけのこは、ひとくちからふたくち大の薄切りに、油揚げはざるに入れて熱湯をさっと回しかけ
  5cm×5mm位のたん3詭ざくに切り、1.のお米の上に入れて、普通に炊きます。

3.鍋にお湯を沸かして、塩を入れ、3〜5cmの斜め切りに切ったサヤインゲンを茹でて、
  ざるにあけ、室温で色止めします。
  あら熱が取れたら、ボウルで白あえの元と一緒に混ぜ併せて、白あえを作ります。

4. 大根は5cm×3mm×3mmのマッチ棒のような角材に切り、かるく塩をふって少し置きます。
  ベーコンも同じような幅に切ってください。大根がしんなりしたら、かるく水気を絞ります。

5. フライパンをあたためて、4. のベーコンを先に入れて、ベーコンの脂が出たところで、
  大根を加えて炒めます。(大根は生でも充分食べられるので、ベーコンに火が通ればOKです)
  味付けは塩、こしょうですが、仕上げにしょうゆを1〜2滴、香りつけに落とします。

6. ホッケの開きを片面2~3分ずつ、両面焼きます。

7. 出汁を取り、へたを取って斜め半分に切ったオクラと、小さめに裂いたやまぶし茸を入れて
  煮、オクラに火が通ったら火を止め味噌を溶いて、みそ汁を作ります。

  ※ たけのこご飯は、お茶碗によそったら、上に木の芽を叩いて(香りがでます)乗せると
    おしゃれですが、なければ、焼き海苔をさっとあぶって揉んでかけてもおいしいです。

  ※ 今日の炊き込みご飯の水加減のしかたは、子供の頃に母に教わったやり方です。
    たけのこでも、だいこんでも、松茸でも、ふつうに水加減をしたご飯の水を調味料の分だけ
    減らします。
    家にあったお玉の、一杯分の水を捨て、そのお玉の中に調味料を入れて加減して、戻します。
    いっしょに炊き込む具材は、具材自身の水分で炊きあげる、という考え方です。
    
    当時は、てのひらをお米に付けて、水の位置が手首の骨の下・・・と習いました。


  ※ バランス栄養ガイドから、今日一日の食事を分析?してみました。
    詳細はこちら → http://80x.jp/02diet010.html#038

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■ 編集後記 ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

きょうのお夕飯はいかがでしたか?

わたしの母は、わたしがまだ小学校の低学年だった頃から、料理を手伝わせて仕込んでくれました。

彼女自身が、女の子の多い大家族の下の方の子供で、何も教わらないまま早くに結婚し、
父と暮らすようになってから、料理を覚えたので、苦労したからかもしれません。

わかめは戻しも塩抜きもせず、長いままでみそ汁に入れ、
お米のとぎかたも水加減も知らない二十歳の新妻に、
父がひとつひとつ、教えたのだそうで、微笑ましいというか、何というか。

ま、これはこれで、父も、幸せだったのではないかな、とも思うのですが。

そうやって、わたしを仕込んでおくことが、後に早死にしてしまう父に代わって
働きに出ることになる母と、その母に代わって食事の支度をするわたしの、
双方の助けになるとは、その時には考えもしなかったのでしょうけれど。

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最後までお読みいただいてありがとうございます。
きょうのお夕飯が、あなたやご家族のしあわせな笑顔のもとになりますように。

 バランスメニュー! 365

発行責任者 : 上野壽美子
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