メタボリックシンドロームとは
メタボリックシンドローム(日本語に直訳すると、代謝症候群)の日本での基準値は、以下のようになっています。(2007年3月4日現在。)
1.おへそを通るお腹周りの径が
男性で85cm以上、女性で90cm以上
2.中性脂肪150mg/dl 以上 かつ/または HDLコレステロールが40mg/dl
最高血圧123mmHg以上 かつ/または 最低血圧85mmHg以上
空腹時血糖値110mg/dl 以上
以上、1.の条件が当てはまり、その上、2.の条件の内2つが当てはまる。
この、メタボリックシンドロームと判定されると、動脈硬化、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞などの成人病に罹る可能性が高くなります。
1.が肥満度、
2.がそれぞれ上から、高脂血症、高血圧、高血糖の危険域値で、
これらの要素が組み合わされることで、将来の成人病罹患率が更に高くなる訳です。
ただ、メタボリックシンドロームの基準値は、日本とWHOとでは異なり、IDF(国際糖尿病連合会議)も2005年に別の基準を発表していることなどから、
どこからが正常でどこからが異常かの、判断基準が今のところ統一されていません。
要は、基準値の数字にふりまわされず、ひとつひとつの、危険因子を積み重ねないで、減らしていく努力をすることが肝心だろうと思います。
ところで、お腹周りは自分で測れても血糖値や中性脂肪は測れませんよね。会社などで定期健康検診がある人はいいのですが、
それ以外の人はどうすればいいんでしょうか。
そこで、血液検査を受ける方法です。
1. お医者さんへ行って血液検査を受ける。
(利点 保険が使えます。基本的な検査項目で3000円くらいでしょうか。)
2. 市販の検査キットを購入する。
(利点 在宅で手軽に検査できます。時間に余裕の無い方におすすめです。)
この他に、献血をすると無料で7項目の血液検査をしてくれますが、血糖値の検査は含まれておりません。
実は、2.の検査キットは自身、体験済みです。
メタボリックシンドローム以外にも糖尿病や癌、HIVなど様々な種類や割引制度もいろいろあります。ぜひ一度のぞいてみてください。
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